参考:4Gamers
エラッタの内容を分かりやすくしたのがこのスライド。USB 1.1の非同期転送デバイスと同期転送デバイスを同じコントローラの下で使用していると,同期転送デバイスのデータが捨てられてしまうことがある
Intel製P55マザーボード「DP55KG」I/Oインタフェース部におけるUSBポートの割り当て。IEEE 1394aコネクタの列についているUSBポートがEHCI#1側に独立している。なお,これはあくまでDP55KGの例で,ほかの製品については自分で調べるしかない
P55のデータシートから示した天野氏によると,このエラッタは「USB 1.1 Full Speed同期転送デバイスと非同期転送デバイスとが同じコントローラの下に混在できず,混在させると同期転送デバイスのデータが捨てられてしまうことがある」というもの。
これだけではイメージしづらいので補足しておくと,「USB 1.1 FullSpeed」の同期転送を行う製品としては,USBサウンドデバイスやエントリー向けWebカメラがある。一方,非同期転送デバイスの代表格は,キーボードやマウスだ。とくにPCゲーマーの場合,USB接続型のヘッドセットやサウンドデバイスを使っている人が少なくないと思われるが,これを,USB接続キーボードやマウスと混在させたときに,音の途切れる問題が生じる可能性がある,というわけである。
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